<とりあえず・・・>
MIT50Kは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のビジネスプランコンテストです。50Kというのは、賞金総額が$50K(ざっくり5百万円)という意味から名づけられています。
筆者、はちべえは、同じ日本の大学を卒業した友人さとくんとチームを組んで50Kに出場することになりました。
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さて、今日、さとくんとビジネスアイデアについて打合せをした。さとくんは、昨年も50Kに出ていて、なかなか頼もしい。
さて、簡単に話をした後、さとくんが言った:
「実は昨年のプランは、ベースが同じで、アプリケーションが違ったんですよねえ。」また「実は、審査委員から、『このアイデアなら、○○に絞ったりした方がいいんじゃないか』とアドバイスを受けたとのこと。」
○○というのは、今回、それで出てみようかというアイデア。
ただ、色々話しているうちに、「でも、それって、誰かが考えていそうだよね」ということになり、また、どうやってそのモデルを守るかという話になった。つまり、参入障壁というやつだ。
ということで、特許を調べてくれた・・・
すると・・・
やはり。。。既に特許が出ているではないか。。
やっぱり、おんなじこと考える人いるんだよな〜。。
ということで、のっけから、少しずっこけ感が出そうになったが、そこは、阿吽の呼吸と言うか、あえて、ネガティブに捉えない。
「いや、ニーズはあるはずだから、ちょっと別の方向で考えてみようよ。」「○○の技術にはこだわらないで、もうちょっと考えてみよう」ということになる。
あれこれブレインストーミングをして、また、家でも考えようということになった。
その後、これまた2人の友人ののりちんの家で食事のあと、のりちゃんのビジネスプロジェクトの話などで盛り上がる。
あ、特許の調べ方については、のりちんが教えてくれたものである。しかし、今年の
JAGRASS幹事は、たまたまアントレ好きが集まっていて、楽しい。(さとくんも、のりちんもJAGRASS幹事である)
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特許の調査:
経済産業省関連の
独立行政法人「工業所有権情報・研修館」がインターネットにて無償で提供している
特許電子図書館にて 「技術用語」「出願人」「発明者」などをキーワード検索することができる。なお検索対象は、平成5年以降の公開公報のみ。結構、便利。
特許庁やるじゃん♪
ちなみに、特許庁は、
経済産業省管轄になるんですね。管轄っていっていいのかどうかわかんないけど。。
ついでにどーでもいい話ですけど、12省庁っていうけど、特許庁やら中小企業庁っていうのはこの“12”の数には入らないみたいですねえ。1府12省ですね。
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で、今回の話でけっこう役立ちそうな参考図書を発見!
知的財産 管理&戦略ハンドブック
(著)杉光 一成, IP法務研究所, 牛久 健司
■カスタマーレビュー(amazon.co.jpより)
2004/11/19
レビュアー: ひろっちひろっち 愛知県 Japan
初心者の私でも読み易く、大変勉強になりました。
事例をもって構成されており、
その事例も基礎的かつ現実的なもので、
初心者の参考書代わりには良いと思います。
2004/09/04
レビュアー: kubo 東京都国分寺市
ケーススタディ別に書かれているのがユニーク。
基礎知識を習得する基礎編、特許のリスクマネージメントのための知的財産管理編、
特許を有効活用する知的財産戦略編となっています。
どこから読んでもわかり易く、まさしくハンドブックです。
実務者である私には、実務上の視点からよくまとまっている本書は大変役に立っています。
2004/01/17
レビュアー: カスタマー 東京都豊島区
知財といっても特許から実用新案、商標、意匠、そのほか多岐に分野が分かれるのは、ご存じの通りです。
本書では、各権利について概説した後、その権利を主張・維持するため必要な手続き、さらには主な実例、権利主張のための経費の事まで詳細に書かれており、非常にためになります。
書かれ方も非常に分かりやすいので基本的な知識の無い方でも安心して読み解く事が出来ます。是非一読を。
(詳細情報をAmazon.co.jpで調べる)